ロサンゼルスで不妊治療・卵子提供エージェンシーの体験記                        
                                              自分自身も不妊で悩み、代理出産という道を選択、女児を授かりました。    
前回(パート1)で未婚で子供を生む女性の数が
アメリカ合衆国内で増加している話をしました。





さて、アメリカ以外の産業先進諸国はどうでしょうか?





CDC (Centers for Disease Control)は、
アメリカ以外の先進諸国を
1980年から2007年にわたり調査したところ、
婚外出生数が著しく増加していることがわかりました。






一番の増加がみられるのがオランダで、
次は、スペイン、アイルランド、イタリアと続きます。






アメリカよりも、婚外出生率が高かった先進国は、
アイスランド、スウェーデン、ノルウェー、
フランス、デンマーク、イギリスなどの国々です。






みなさんは、これらの国々のリストをみて、どんな印象をもちましたか?






わたしは、これらの国々は、
社会福祉が非常に充実しているという点で
共通しているように思ったのですが。





とういことは、独身でも子供を生んで、
比較的不自由なく育てていける
社会環境だということでしょうか?






それには、まわりの、「偏見の目」も少ないということも
重要なポイントとなってきます。





日本は他の先進諸国の二桁の数字と比べて、
婚外出生率は、わずか2%。





やはり、日本の「家族重視」の社会が、
この数字を象徴しているように思われますが、
みなさんは、どう思われますか?

*********

参照:HealthDay News 05/13/2009 
現在の不妊治療はお金や時間がかかり、
また、身体的なリスク、そして精神面での負担が伴います。





他の方法として、古くから東洋で伝わっている、
治療と霊気(レイキ)が、
ここアメリカ合衆国で見直されてきたようです。





アメリカ人に、中国の治療や、日本の霊気(レイキ)が
見直されるとは意外ではありませんか?





治療は、中国で2千年以上、
男女両方の不妊治療として使用されてきました。
通常は、漢方療法と併合し、科学的な調査でも、
体外受精や卵細胞質内精子注入法の効果を
高める働きがあるという結果がでています。






治療、伝統的な医学、そして漢方の組み合わせが
不妊で悩んでいるカップルに効果があるそうです。
(American Pregnancy Association)





さて、治療の効果とは?以下のことがあげられます。
· の効果は、子宮内膜を含む生殖器の血液循環を向上させる。
· 神経伝達物質の効果を高め、それが脳と体によい影響をもたらす。
· 神経系を安定させ、それがストレスの解消につながる。





ただし、
APA (American Pregnancy Association – 米国妊娠協会) では、
を刺すつぼを間違えれば、流産するおそれがあると警告しています。





やはり、経験があって、信頼のできる治療師を
選ぶことが重要なポイントとなりそうです。





そして、不妊治療を、治療だけに頼ってしまうと、
不妊本来の原因を見失ってしまう可能性がでてきます。
なぜなら、不妊は個人それぞれ違う原因があるからです。
治療はあくまでも付加的な療法としてお勧めします。

********
参照:www.examiner.com “ Fertility treatment doesn’t have to be risky and painful” 
06/02/2009より
HealthDay News 05/13/09 号によると、
妊娠する前に、少なくとも一年間、葉酸(Folic Acid) をとることによって、
早産の危険性を50パーセント減らすことが可能だという結果が
テキサス大学の調査でわかりました。






ところで、みなさん、葉酸を多く含む食品をご存知ですか?
レバー、緑黄色野菜、果物などが、それらの食品ですが、
ただ、調理や長期保存をすると酸化して、葉酸が壊れるため、
なるべく新鮮な生野菜や果物がよいそうです。






この、テキサス大学では、実際、
葉酸のサプリ (Folic Acid)を使って調査をおこないました。
私の知る限りでは、米国の産婦人科は、
妊婦に葉酸を処方するのが一般的みたいですが、
この調査によると、少なくとも、妊娠する一年前から
とったほうがよいということです。






さて、早産についてですが、
米国では、約12パーセントが
妊娠37週前に生まれてくるそうです。





早産で生まれた赤ちゃんのリスクの例をあげると、
呼吸困難、学習又は発達障害などがあります。
生存率も、40週目にうまれてきた
赤ちゃんとくらべると低くなります。






妊娠前から、葉酸サプリをとることも、
出産計画のひとつとして考慮してよさそうです。


***************
参照:HealthDay News 5月13日号
アメリカ合衆国又は、その他の先進国で、
未婚で子供を持つ女性の数が急上昇している。






合衆国では、出生の40%は未婚の母からで、
その多くが二十代の女性で、十代の少女ではない。





調査によると、合衆国では
2002年から2007年の間で
婚外出生は26%も増加。





ちなみに1980年は
婚外出生率は18パーセントだった。






増加の原因は明白ではないが
CDC全国健康統計センターの責任者Ventura氏いわく、
一つの要因として、






結婚しないで子供をもつこと自体が
もはや「非難の対象にならない」
という社会現象であるかもしれない。






社会全体が「未婚の母」を認めないという傾向も
この10〜15年のあいだに
失われつつあり、現在はさらに拍車をかけてい
しかし、そういった傾向も心配されているのも事実。






未婚女性から生まれてきた子供は、出産後のリスクが高い。」





「子供達は、出生時の体重が平均よりも低く、
未熟児だったり、幼少で死亡する確率も高い。」





他の調査では、両親が共にそろっている
家族に育てられたほうが、
より暮らし向きがよいことを示した。





「20年間にわたる社会科学の調査では、
一般的に、子供達は、喧嘩がすくなく、愛情があり、
両親ふたりそろっている家族から育てられたほうがよい、」
という結果がでている。






避妊教育のみならず、
子供を持つことに対しての責任への
教育が必要になってくる。





と、5月13日付けのHealth Dayを要約してみましたが
みなさんは、未婚の母についてどうお考えですか?





アメリカ社会は、時代とともにそういった女性達を
差別化しないで、認めていく傾向にありそうです。





アメリカでは、離婚率がとても高いので
シングルマザーに対しても社会は
あまり特別な目では見ていません。





ただ、ひとりで子供を育てていくということは、
大変な苦労がつきまとうでしょうね。
周りに親兄弟などの協力なサポートがなければ
難しいですね。





調査では、
両親の愛情をたっぷりと受けて育てられた
子供は生活や情緒の安定につながると
出ていますが、
心理学者のデータによると、片親だから
十分な愛情を受けていないということは決してないそうです。





無責任に子供を産むことは決してよくないです。
自分のことで精一杯の人生に、子供ができると
それはそれは大変なことです。




が、責任を持って十分な愛情を持って育てていく
女性に対しては世間は「がんばって」と
エールを送ってくれます。

blue flower 1
卵子提供経験者、ともこのブログコーナーです。






卵子提供のドナーになるには、
医療検査がある。
まずは、血液検査。




注射針が苦手なわたしは、
おもわず視線を自分の腕からそらす。





「うわ〜。たくさん。」





私の視線は、その一箇所に集中した。






血液の検査室からみえる通路の壁に
たくさんの「赤ちゃんの写真」が、
ぎっしりと、まるでコラージュのように貼られているのだ。






(可愛い…)






注射針の傷みも
飛び消すかのように散ってゆく。






きっと、この不妊治療院に通ってた
夫婦の方々が送ってきた写真なのだろう。





双子や三つ子の赤ちゃんの写真も
あちこちに見受けられるところが、
不妊治療の特徴のようにも思えた。






もう一つ面白いなとおもったのが、
「試験管ベビー」を描いた
大きなポスターがはってあった。






「試験管ベビー」という言葉が、
初めて私達の耳に入ってきたのは、
もうかれ30年前の話だが、
子供ながらに覚えているのは、
好奇心めずらしさからか、メディアを通して、
いろんな中傷や批判の対象になっていたということだ。







そんな「体外受精」もいまでは、
一般的に行われている「不妊治療」になった。






卵子提供」という言葉さえしらなかった私だが、
この「卵子提供」も、いつか日本の社会にも
受け入れられる日が来るのだろうか。






そんなことが、頭をよぎっているうちに、次は尿検査。






それから、看護士がきて
「こちらの部屋へ入ってください。」と言った。
通されたのは、患者専用の個室部屋だった。
(つづく)

プロフィール

Miracle Baby

Author:Miracle Baby
サイトをご覧になってください。http://miraclebaby.us

アメリカ在住16年 ロサンゼルスで卵子提供のエージェンシーをしています。自分自身も不妊で悩み、代理出産という道を選択、女児を授かりました。「こんな私でもこんな難しいことが出来た」のです。

私の不妊治療ー代理出産体験談と、今の仕事を始めたきっかけをお話しています。 2月1日、8日と2週に分けお話しています。 ネット放送で聞くことが出来ます。

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