ロサンゼルスで不妊治療・卵子提供エージェンシーの体験記                        
                                              自分自身も不妊で悩み、代理出産という道を選択、女児を授かりました。    
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卵子ドナー遺伝に関する情報を得る場として
"遺伝カウンセリング"というものがあります。




これは何かといいますと
遺伝の専門医が
ドナーさんの血のつながりのある
家系の病歴、治療歴、死因などの
情報をドナーさんから聞いて




どのようにそれが子孫に受け継がれていくのかの
可能性、もう少し多くの情報を得たいのなら
ドナーさんにどんな検査を勧めるかなどの
情報を依頼者さんへお伝えするものです。




インタビュー形式で行われ、
あとで専門医よりレポートを出してもらえます。




卵子提供を受けて生まれたお子さんを
将来、小児科へ連れていき、そこでの問診で
"家族にXXの病気にかかったことのある人がいますか?"
と聞かれたとき




それは血のつながりのある人の情報を書くべきなのです。
つまり、ドナーさんの家系のことを知っておく必要があるのです。




私はこれはとても貴重は情報収集ではないかと思います。




ミラクルベビーの紹介している
サザンカリフォルニア リプロダクティブセンターでは
この遺伝カウンセリングを卵子ドナー
受けてもらうことを必須としています。




他のほどんどのクリニックでは、この直接のインタビュー形式での
遺伝カウンセリングを必須としているところは
ありません。




今までにいくつか、依頼者さんが
「情報があってよかった」
いうようなケースがありましたので
ここにご紹介しますね。




ケース1:
ドナーさんは出生後まもなく股関節脱臼になりました。
ですが、すぐに治り完治もして今の生活にも何も支障がないため
ご本人も記憶にとどめていなかった病歴でした。




カウンセリングの最中に、このことが引き出され
遺伝専門医は、この病気は女児に遺伝しやすいということを
クリニックの医師に伝えました。



担当医師は、この結果について依頼者さんと直接
電話でお話する機会をもうけ
男女産み分けをすることでリスクを減らせることなどお伝えしました。



ケース2:
ドナーさんが遺伝カウンセリングをうけられたあと
そのレポートには、
ドナーさんの息子さんが犬アレルギーだということが
書かれていました。



これを読んだ依頼者さん、
実は犬を何匹も飼っておられ、



「もし子供が犬アレルギーで生まれてきたら
すべての犬を追い出すことになるなんて
考えられません。
自分たちにとっては犬も子供も同じくらい
大切なので」



その犬アレルギーは、このカップルにとっては
大きなインパクトとなる情報でした。



ということで、このドナーさんとは
進めることができませんでした。

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卵子ドナーさんがクリニックで医療スクリーニングのひとつである
遺伝子病の検査を受けました。
100種類以上の遺伝子病が検査されます。




結果はある遺伝子病の保因者でした。
ドナーであるご本人もびっくりでまったく知らなかったとのこと。




実は、このドナーさんは数年前に他エージェンシー、他クリニックを通じて
卵子提供をしたことがあったそうですが
遺伝子病の検査をしたということは聞いていませんでしたとのこと。




彼女には何も知らされていないので、おそらくしていないのではないか、
またはこれ以外の数種しかしていなかったかと予想しますが、




つまりそのときに提供をした先のご夫婦には、この遺伝子病保因の情報は
伝えられていないということですね。





保因者であっても普段健康で症状がまったくでないため、知らない人も多く
私たちも通常このような特別な検査はしないために、一生知らない人も多いのです。




ですが、毎年何百人もの健康な親たちがわが子の誕生時に生命に関わる
遺伝子疾患を持って生まれてきたことを知り驚くことをご存知だったでしょうか。




この親たちは実は両親ともが遺伝子病の保因者なのですが、普段健康であり
症状がないため子供が生まれるまで気がつくことがないのです。




また、幼年時の死亡の10%は遺伝子病を受け継いだ子供ということです。




このドナーさんが保因者ということがわかったので、
相手側(つまり精子の提供者である依頼者であるご主人)にも
同じ遺伝子病の検査をしてもらいました。




同じ遺伝子病の保因者同士の受精卵から生まれる子供は
病気が発症する可能性が高くなるからです。




その結果、とても稀ではあったのですが、なんとこのご主人も同じ遺伝子病の
保因者でした。




そしてそのリスクから医師から他のドナーに変えることを進められました。




ミラクルベビーの紹介するクリニックSouthern California Reproductive Center
でのドナーのスクリーニングはとても丁寧です。
結果が出るまでに時間のかかるものもありますが、
将来の大切なお子さんのためを思うと、きちんとしてくれるクリニックの方が
安心ですし待つ価値は十分にあります。




次回は、遺伝専門医によるカウンセリングについてお話ししますね。

プロフィール

Miracle Baby

Author:Miracle Baby
サイトをご覧になってください。http://miraclebaby.us

アメリカ在住25年 ロサンゼルスで卵子提供、代理出産、精子提供などのサポートをしています。自分自身も不妊で悩み、代理出産という道を選択、女児を授かりました。「こんな私でもこんな難しいことが出来た」のです。

私の不妊治療ー代理出産体験談と、今の仕事を始めたきっかけをお話しています。 2月1日、8日と2週に分けお話しています。 ネット放送で聞くことが出来ます。



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