ロサンゼルスで不妊治療・卵子提供エージェンシーの体験記                        
                                              自分自身も不妊で悩み、代理出産という道を選択、女児を授かりました。    
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卵子提供をしてくださるドナーの方を募集しています。
じつは早急に必要なのですが以下が条件です!




1.過去に卵子提供の経験があり、
2.依頼者の奥様が妊娠に至ったというレコードがあるかた



または
1.過去に妊娠出産の経験があるかた



他の条件は
1.32歳まで
2.スケジュール調整が可能な方
3.お車をお持ちで運転される方
4.遺伝子病を持ってられない方
5.不法薬物をとっていない方
6.おタバコを吸わない方
7. 自己注射に耐えられる方
などです。




詳しくはこちら
ご自分の卵子を提供したい方まで
Miracle Baby Webiste




ご連絡お待ちしています!
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昨日、サイコセラピーの先生とお食事をした。




最近、卵子提供を受けたいというご夫婦と話すと、
「自分の子供に自分がどうやって生まれてきたのか
告知したい」
とおっしゃる方が増えているってことを言ってみた。




先生は
子供がそれを知ってショックを受けたり、傷ついたりするのは
一時的なもの
という。




もちろん、思春期に言うのはちょっと難しいかもしれない。
時期を選んでというのはたいせつなこと。




子供の性格にもよると言う。
性格がものすごく繊細で重く受け止める子もいるそうだ。
なのですべての子供にあてはまるわけではないらしい。




でも両親の大きな愛情を感じて今まで育ってきた子の
その一時的な感情は時間が経てばおさまるものだそうだ。




言ったことがその子供に大きな衝撃を与え、どうにかなってしまうのは
起因する何か他のことがあるからだということ。




自分に置き換えてみた。
今母親が「あなたは私とは血が繋がっていないのよ」
と急に打ち明けたとしよう。




ショックを受けるだろうか?
ショックと一言で言っても幅が広いが
まあびっくりすることは確かだ。




「なぜ卵子提供という方法を取ったのだろうか」
ということを知りたいと思うだろう。
そして
「私のルーツはどこなの?」
と聞くだろう。




今まで、私に言わなかった理由、言えなかった理由。
そこまで親の立場になって考えられるかわからない。
が、いろんな事情があってこうなったことは理解すると思う。




「私のルーツ」は探せないかもしれない。
もんもんとする気持ちもあるかもしれない。
何で今更言うのよ。
知りたくなかった。
という気持ちになるかもしれない。




でも
「お母さんは血が繋がっていなくても私をこんな立派に
育ててくれた」
という事実が何よりも私を支えてくれるような気がする。
flower blog1



卵子提供経験者、ともこのブログコーナーです*



アメリカに一人できて、離婚して、
シングルマザーって聞いたから、
どんな女性かと思ったら、
なんか、普通のひとなんですね。」
はじめて会ったその日本人男性は私にこう言った。




「どんな女性を想像していました?」
「う~んと、気が強くて、風変わりな女性とか。」




そう、そうっか~。
肩書きがこれじゃ、
みんなビビってデートの一つも誘ってくれないよね。トホホ...
20代後半にさしかかった当時のわたし。




普通ってなんだろう...
外国生活
結婚・離婚
シングルマザー
米国の会社で働くこと




みんな未知の世界だった。
でも、一度経験してみると、
生活の一部となり、普遍化する。




卵子提供経験あり」
でも、やっぱり、
わたしは、「普通のひと」でいたい。

テーマ:日記 - ジャンル:日記

私の代理母(妹)が私のドクターに会う日がやってきた。
「一度会いたいので来て下さい」
と言われたので、仕事のスケジュールを調整して来てくれた。



二人の子供に「なんで、りこの所行くの?」と質問されたので
「お仕事があっちであるから、その帰りに寄るのよ」と
言ってあるそうだ。
これから毎回この手を使うことになるのだろうか。




ドクターが医療的な代理出産のステップをを説明してくれた。
基本的には私達夫婦二人の卵子精子を体外受精させ、
その受精卵を妹の子宮へ移植するというもの。
過去にやった代理出産のケースを色々と話してくれた。




私の卵子を大きく成長させている間に、彼女の子宮内膜を
厚くするよう彼女も薬を投与する。




私の卵子だけが大きく成熟しすぎてもいけないし、彼女の子宮内膜が
厚くなる前に受精卵を移植することもできないのだ。




だから、絶妙のタイミングこそが重要である。




いい受精卵ができることが前提となる。
それができなければ妹の子宮がいくら準備万端といっても
無駄な努力となるわけだ。
私の卵子の年齢を考えると1分、1秒も無駄にはできない。




彼女の住んでいるところからはここは遠いので、通うのは無理であり
ドクターが妹の担当ドクターとコーデイネートしてやっていくという。
どこも不妊専門のドクターを知らないので、どこにいったらいいのか
わからないというと、前に一緒にケースをやったというドクターのクリニックを
紹介してくれた。





妹に対して問診があり子供のこと、主人のこと、病歴、健康状態色々なことを
聞かれた。
代理母の年齢というのは39歳でも遅くないという。
子宮は卵子に比べると老化が遅いらしい。




今になってから日本でも娘に代わって、お母さんが代理出産したとかよく
ニュースで聞くが、アメリカではよくあったようで、私達がドクターに
その話を聞いたときにはやっぱり衝撃的だった。




でも、50、60代のお母さんがお腹が大きくなって妊婦になるなんて
リスクもそうだけれど、世間の目とかそういったことを気にするだろうな
と思ったものだ。
でも”母は強し”。
わが娘のために覚悟はできている。
素晴らしい愛である。




もちろん妹の代理母としての心構えなどは大事なのだが
やはりリスクとしては、双子三つ子などの多胎になることだ。
いくつの受精卵を子宮に移植するかは、今決める必要はないが
よく考えるように言われた。





この辺は私達夫婦と、妹夫婦とで良く話合わないといけない点である。





今日はとりあえずウルトラサウンドで妹の子宮、卵巣の状態を診てくれた。
良好とのこと。





後日、妹は血液検査を自宅近くのラボに行きそこで受けるよう
指示がでた。
彼女の主人も一緒に受ける。
私達の生理の時期をコントロールするためのバースコントロールピル
も処方してもらった。




体外受精なんて人事と思っていた。
いざ、やろうと思うと大変なんだなと思った。
本人の子宮に戻す体外受精であれば
もっとシンプルなんだろうが。





「いよいよこれからだね」
「なんか体外受精さえ初めてだから、精子と受精できるのかとか
ノーマルは受精卵が本当にできるのかとか、心配だなあ・・・
それがうまくいかなかったら、こんな代理出産って話もおじゃんになるんだね」
「そうだよ。それに受精卵も卵子の質がわるければ、着床できなかったり
するらしいよ。」





「そんなに頻繁にここに来なくていいみたいで良かったね」
「ドクターは移植のちょっと前でいいって言っていたよね」
「でも移植のあとはちょっと寝てないといけないし、すぐ飛行機にのって
帰れるのかなあ」
「1週間くらい休みとらないといけないかもね」
「休みはばっちりあるから大丈夫!」
「ねえ、会社には言うの?」
「言うよ、ボスには。きっと注射とかは病院で打ってもらうと思うし
頻繁に抜けなくてはいけなくなるから」
理解してくれるボスであることを願う。




いよいよ私も不妊からの脱出!かあ。
初診が終わっただけなのに、すごい1歩を踏んだような気に
なっていた。

―続く―
先日インタビューをした卵子提供ドナーになりたいという
彼女のお話。
他でも登録をしているのだが、ミラクルベビーでも登録を
したいとのこと。
何社でかけもちしても登録だけであれば問題ない。
早くお話が来た会社にいくということだ。




とても清楚でチャーミングな女性だった。
会った印象もとてもよかった。




「どうしてミラクルベビーを選んでくださったのですか?」
「こちらではドナーのスクリーニング過程で心理鑑定
しているとウェブサイトに載っていたからなんです」
「他ではやらなかったのですか?」
「実はご夫婦から依頼を受けてことが進んでいったのですが
ドクターが4,5個の質問をしただけでそれらしきものが
終わってしまいました。」




特に専門家らしき人とは話をしなかったというのだ。
もちろんドクターがその分野についての勉強をされており
ライセンスも持っているということであれば
話は別である。




しかし、4-5個の質問で終わってしまったというのだから
それでその方の精神面や心理面が判断できるのだろうか?




「自分としては自分が変だとは思っていないのですが
ただ依頼者の方はきちんと専門家にみてもらったという証明みたいな
ものがあったほうが、安心するのではないだろうかと考えました。
きちんとこういったことがされず、このまま進んでしまう事に関して
’こんなんでいいのかな?’と思ったんです。
なので、心理鑑定があるという会社に登録したかったんです」
ドナーの彼女。




ミラクルベビーでは、卵子提供者心理鑑定はもちろん専門家で
ライセンスを持った先生にお願いしている。
もちろん直接会って話してもらっている。
1時間はかけており、電話だけでは行っていない。
レポートも作成して下さり、依頼者のご夫婦にお見せしている。




依頼者のご夫婦は卵子提供者が精神的に不安定な人だったり
することを恐れていないのか?
心理的にどう卵子提供を捉えているのか、ということを知りたくない
のだろうか?
そういったことをエージェントに質問されないのだろうか?
単純な疑問である。




専門家を雇えばそれだけ経費もかかる。
依頼者のご夫婦の負担ではあるが、そういうことは
きちんと説明をして差し上げればわかっていただけること
である。
こんなところで費用が安くなってうれしいだろうか。
昨日の続編です
*****



着替えて、尿検査。そして血液検査。
「どう?緊張してる?」
採卵に対しての緊張より、間に合わないことへの
あせりのほうが大きくてまだどきどきしています」




帰りは私がドライバーになり、彼女を家まで
送り届けるということで書類にサインを
させられる。
彼女の方は今日このあと、安静にしている
こと、食べ物は刺激物などはだめで
体に優しい食べ物をとるなど説明を受けた。
薬は抗生物質を明日から2-3日飲むようにとのこと。
今日は点滴で受けているので、は飲む必要はないとの
こと。




麻酔科の先生が来て、自己紹介。
全身麻酔をかけられる。
私も自分の体外受精のとき、採卵の際に
麻酔をかけられたが、ごくごく軽いもので
すぐ目もさめた。



あっという間に、彼女は眠ってしまった。
そして、カラカラとベットが採卵室へと
引かれていった。



いつもこの瞬間、彼女たちを採卵室へ送り出すときに
なんか胸がきゅんとなる。



今まで彼女たちが育ててきた大事なものを
体内から取り出し、今日こそが依頼者のご夫婦へ
本当の意味で”提供する”日なのだ。
ひとつひとつのケースみんな違うのだが
この瞬間に思うことはいつも同じだ。
そして、彼女が卵子提供者として選定されてから
今までのことが思い出される。




このケースもここまでこれてよかった。
エージェントとして、ここまで来させるのが仕事といえば
そうなのだが、やはりドクター、提供者、依頼者、
エージェンシーすべての人が力をあわせて、
このプロセスに臨むのだ。




「元気な卵がいっぱいとれますように~」
依頼者のご夫婦のためにもお祈りする。



依頼者のご主人の精子は数ヶ月前の
渡米の際に採取し、保存してある。
彼女の卵子が取れるのをまっていて
それからその精子と受精させる。
今回はいい受精卵を作り凍結しておく
試みだ。



大きな待合室へ戻り、彼女の帰りを待つ。



30分とたたずにドクターが出てきた。
「どうでしたか~?」
「全部で13個の卵子が取れたよ。大きい卵胞2個は
中身(卵子)がなく空だった。でも卵子が入っている数が
13だったのでまずまずの結果だね」
「良かったです」
「明日、どのように精子と受精されたか
確認します」
「彼女もどってきていますか?」
「もとっていますよ、行ってあげなさい」




彼女はまだうつらうつらしていた。
ナースが少しずつ起こそうとしている。



だんだんと目が覚めてくる。
採卵終わりましたよ~、大丈夫ですか?」
「はい・・・」
「13個の卵子が取れましたって、ドクター
から報告がありました。痛みはどうですか?」
「今はあまり感じません」
「気分はどう?」
「大丈夫です・・・」
「これ、依頼者の方からお手紙預かってきました。」
「わー、あと読まさせて頂きます」



気分がいいようで、自分で起きられたら
帰る用意してもいいとナースが言う。
ナースに着替えを手伝ってもらい
車椅子へ乗る。
彼女が乗せられる場所まで、車を
出しておくように言われる。



彼女を車にのせ、彼女の家へ向かう。
採卵終わって今の心境は?」
「最後があっけなかったです」
今日が採卵かーと感情に浸る時間もなく、
ただただあせりばかりが先走っていたという。
かえって要らぬ心配をしなくてよかったのかも
知れない。



彼女を送り届け私も家路へ。
今日のミラクルベビーはちょっとした
ハプニングでどうなることか思ったが、
結果オーライ!の一日だった。
昨日の続編です。
*****

なんと卵子提供者の住んでいる地域が山火事なのだ!!!
真っ赤に燃える炎がショッキングだった。
「う、うそでしょ???」
これに巻き込まれていたらど~~うしよう。



火事と彼女の住んでいるところが
どれくらい近いのかわからないのだが
電話に出られないのも非難している最中かもしれない。
と思ったら、急にあせりだした。




受付のおねえさんに、「あなたの患者さん、まだこないわねー」
と言われたので
「彼女の住んでいる地域が山火事みたいで、遅れているので
いやな予感がしてるんです。電話にメッセージ残しても
電話かかってこないし・・・。」



その時点ですでに12時になっていた。



というときにドクターが「Hi!]とやってきた。
「彼女まだ来ていないんです!今テレビで山火事をみて
心配になっているんですけど。」
採卵は12時半だけどまだ時間があるから大丈夫だよ」
「で、でも彼女電話もかけてこないので、何か起こってたら
どうしようと思って」
ドクターはどうしてどーんと構えていられるのだろうか?




2回もメッセージを残したが連絡なし。
ま、ま、ま・さ・か、採卵はすっぽかさないよね?
彼女がそんなことをするはずがないと思いながらも
余計なことを考えてしまう私。



12時15分。
彼女の採卵に関与する病院のスタッフが
みんな集まってきてしまった。
「まだなの~?」
「すみませんっ!」



何か絶対起こった、と確信したときに
エレベーターが「ポーン」と音を鳴らして
誰かがおりてきた。




「きたあ!」
彼女を見てこんなにうれしかったことはない。



あせった顔で
「すみませーん!」
「どうしたの~?心配したわよ」
「タクシーの支払に手間取って、車も一時停止できなくて
ぐるぐるこの当たりまわってたんです」
「携帯も出ないからどうしたのかと思って」
「急に電話がサービスが入らない地域に入ってしまって・・・
電話もできませんでした。」
ハプニングが続くものだ。



おかしなことに私が心配していた山火事など、彼女は知らなかった。
よっぽど遠いところだったのだろう。
私の取り越し苦労の話をする間もなく、
書類のサインもぱっぱと済ませなくてはならず
すぐに奥の部屋へと呼ばれた。
ART Reproductive Center


今日は卵子提供者採卵の日。



採卵をするビバリーヒルズのラボに11時15分に到着。
採卵の1時間前の11時半につけばよかったので
余裕、余裕・・・。



今日は卵子提供者の晴れ舞台の日。
今まで注射を毎日頑張って打って下さって
有難うございます!
泣いても笑っても今日が最後の日である。



11時45分になった。
まだ来ない。15分遅れてる・・・。
大丈夫だろうか?



今日は麻酔をする関係で帰りは自分で運転して
帰ることができないので、彼女は今日はここまで
タクシーで来る予定なのだ。



渋滞だろうか?
携帯電話にかけてみる。
電話にでない・・・。



待ち合わせに遅れるときは電話をいつもくれていた
彼女だったのでどうしたものか、心配になった。
タクシーできているはずなので電話には出られるはず
なんだけど。



と、ラボの待合室にあるテレビをみてその風景に、
愕然とした。

今回はじめてブログを書くことになった。
わたしは、現在ロサンゼルス卵子提供エージェンシー
ミラクルベビー」でコーディネーターをつとめている。
いまのところ、裏方の仕事をこなしている「黒子」とでもいおうか。





代理出産を経験した石原理子と、卵子提供経験者のわたしは、
前からの知り合いだった。彼女は、代理出産で女の子を授かり
わたしは、10年以上前に卵子提供をアメリカで経験している。
ある日、彼女の口から代理出産へ挑戦する話を聞くまでは、
石原夫婦がそれまで不妊で悩んでるとは知らなかった。





「実は私も、昔、自分の卵子を不妊のカップルに
提供した経験があるんだ。」
告白。
なんだが、胸の内がほっとした。





偶然のめぐり合わせとはあるものだ。
アメリカのロサンゼルス近辺に住んでいる日本人で、
卵子提供代理出産という数少ない不妊治療
関わったふたりが偶然にも知り合いだった。




日本では、代理出産卵子提供という不妊治療
まだ「タブー」というイメージに近い。
だから、一般にその話題もなかなか口にできないだろうし
情報源も限られている。
そこでこのブログの中で、わたしの卵子提供体験を伝えて
いければと思っている。
私にとっては、未知で大変な体外受精代理出産
プロジェクトが目の前にあり、不安でいっぱい。



が、しかし、それよりも何よりも
大きな「家を売る」プロジェクトまで私に
任せる主人のことを、私はストレスに感じていた。



私はその頃、会社勤めをしていたわけではなく
自分で不動産のエージェントをしていたので
時間的には融通がきくのだった。



だからって~!もーう!
何でも私が出来ると思っている。



なんでもどうにかなるさ的考えで、
彼はいつでも私に「やっといて」と
軽々しく言うのだ。



「家を売るプロジェクトだけどさ、今すぐに売らないとだめ?
テナントもいるし、追い出してからきれいにしたりしてそこから
売りに出して・・・なかなか長期戦になるから」
彼に切り出した。
「まあ、今すぐに大きなお金がかかるわけじゃないんだろう」
「うん、ステップを踏むごととにかかるらしいよ」
「じゃあ、とりあえず今あるお金でどうにかなるよ」
「今すぐに売らなくてもいいのね?」
「なんとかなるよ」
「今すぐ、っていうのと、少々時間かかってもいいっていうのと
全然こちらのストレスが違うんだけど。」
「そう?」
「そうだよ、だって毎日毎日不動産やさんや、管理会社に
電話してフォローアップするだけで、私疲れちゃう
頼んでおしまいじゃないんだからね」
「あっそう?」
この返事、ずっこけるのである。
この重みのない返事。



自分の中で、色々な気持ちが入り乱れていた。
1.これからの代理出産への不安
(すべてうまくいくのか?)
2.時間的あせり
(早くしないと私の卵子がもっと年をとってしまう!)
3.家を売ることの未練
4.家が売れるまでのストレス



だからちょっといらいらしていた。



しばらく無言だった彼はこう言った。
「神様が俺たちに”これを売ってあなたたちの夢に賭けなさい”
といっているような気がする。
こういうものに使うのだったら、俺は何も惜しまないよ」




そうか。あの時は不妊で悩むなんて夢にも思わなかった。
清水の舞台から飛び降りる思いをして買ったものが
今、こういう形で私達の夢をかなえてくれるかもしれないのか。
これがなければ、私達の代理出産という選択肢も
消えていたのである。
人生とは何が起こるかわからないものである。




そんなわけで、緊急事態で家を売る必要がなく
「そのうち売れればいい」というちょっぴりのんびりモード
に入ったお陰で、私の気持ちはずいぶん楽になった。

―続く―
ドクターから午後3時に電話。
ドナーのE2は6100まで下がっていたよ。
パーフェクト!」
「明日また数値を確認する必要ありますか」
「今日これだけ下がっているからもう明日はいいよ」
「では、先生に見せにいくことももうないですか」
「明日、あさっては来なくていいです」
「では、予定通り、HCGを明日の夜、ですね?」
「そうです、3日後、12時半から採卵ですので、
明日の夜12時半に打ってください」



早速ドナーの彼女にグッドニュースを報告してあげました。
あとは最後の注射の時間だけは間違えないように!
そして、採卵の前日真夜中からは、何も食べたり飲んだりは
いけません。



当日は麻酔をするので(ごくごく軽い麻酔ですが・・・)
運転はできないので、お友達に送ってもらうかタクシーを
利用することになります。



では体調を整えて、いざ採卵!です。
依頼者にもご報告。
無事ここまで来れたこと、大変喜んでいました。



毎回毎回、卵子提供者により薬の指示も違うし、
投薬の期間も違います。
この提供者の方は、投薬開始後、13日目に
採卵になりました。



彼女はミラクルベビー社に卵子提供者の登録をしてから
1週間ほどで依頼者の方から選定されました。
「えっ?もう・・・ですか?」
とびっくりされていましたよね。
こんなに早く決まってしまう人はラッキーですが。
そこからも検査などが順調でとんとん拍子に進んできました。



今のところ、大きな副作用はなさそうです。
ドクターもお腹をたたいて水がたまっていないか
確認していました。
体重がやたら増えて、お腹がぷーっと膨らむのは
腹水がたまっている証拠らしいですが
彼女はそれもない様子。



あとはリラックスして採卵の日を待つばかりです。
卵子提供者最後の注射


昨日の血液検査の結果、卵子提供者のE2はなんと・・・
12000にもなっていました。
ドクターの言ったとおり、1日では下がらないときもある
とその通りでした。



おとといの結果の6000より高いが、
「今日からドロップするでしょう」
とのこと。



「今はお腹はドンナ感じですか?」
「ちょっと張っている感じかな?」と彼女。
お腹の中でぽこぽこと、卵胞が大きくなって
きている証拠です。
他の不快な副作用はないようです。



さてと、今日の卵胞の成長具合は・・・
左9個 プラス小さい卵胞がみえる
右7個
です。
順調、順調。



今日も血液検査でE2を調べ
この午後に結果がわかります。
うまく下がっていたら、
3日後に採卵です。



E2が下がることを前提に採卵の準備です。
今日の午後の血液検査の結果次第で
E2が下がっていることを前提に・・・の話です。



ここで最後の重要な注射です!
HCGといって、これは卵子をこの最終段階
において成熟させるもので、採卵がしやすい
状態にもっていきます。



これは採卵のぴったり36時間前に
打たないといけないものです。
明日の夜、12時半(真夜中です)に
打ちます。
Lupronは明日の朝最後です。
ほんの少量増やすよう指示が出ました。



この注射は最近は結構針が細くて
いいですね。
これもお腹にさすタイプです。
私の場合、主人がおしりにぶすっとさしてくれましたが
もうちょっと針が太かったです。
多くの場合、ドナーさんは結婚されていないので
一人で注射するため、お腹のほうが便利ですよね。
痛みもおしりに打つより軽いようなきがします。



そして今日の血液検査の結果が
今日の午後わかるので、すぐドクターが
電話をくれるそうです。



数値がドロップしていることを祈りましょう!
昨日の卵子提供者の血液検査の結果、
E2のレベルが6000になっていました。


「これがもう少し下がるまで待とう」とドクター。
明日またE2を調べ下がっているかの確認をするとのこと。
Gonal-F, Menopurは今晩はストップ、
明日朝、Lupronは打つとの指示がでました。



彼女は
「昨日の夜、ちょっとだけ気持ち悪くなりました」
とのこと。薬による副作用ですね。



人によりすぐにE2のレベルが下がらない人もいるそうです。
3000-4000には落ちて欲しいとのこと。
明日は更に上がっている可能性もあるということです。



卵胞は右7個、左8個で小さいのもいくつか見えました。
昨日より確実に大きくなっています。
一番大きいのは21mmとなりました。



2日後にまたウルトラサウンドと血液検査です。
毎日毎日、提供者の方、ご協力有難うございます!!
もうひといきです。
頑張りましょう。












卵子提供者の彼女が注射を始めてから2日後に彼女に電話。
「どうですか~薬の方は?」と聞いたところ
「はい、手に汗かきながらなんとかやっていま~す」との明るい声。
ほっと、しました。



毎回、卵子提供者の方が打ち方、分量などをきちんと理解して
注射を打ってくれるかというのは、
提供者の方が看護婦さんでない限り、私も不安であります。



「わからなくなったらすぐ電話下さいね」
といってはあるのですが、一度も「わかりません」といって
電話をしてきた提供者の方はいません。
みなさん、優秀、優秀。



何をかくそう、私は自分の体外受精の注射のとき、
初めての夜にわからなくなって、
「ど・ど~しよう・・・」
自分でメモを取った紙をみても
わけがわからなくなっていました。
それでドクターに電話してしまいました。



今は私が使わなかったタイプのペン式の注射器もあり、
どんどん簡単になってきているなあと
思うこの頃なんですが、
全ての卵子提供者の方に同じタイプを使うとも
限りません。



さて、今日は彼女のどきどきのウルトラサウンド
注射を開始してちょうど1週間がたちました。
何個卵胞ができているかな?



「何かからだの変化はないですか?」とドクター。
「全くないです。」



でも
「注射針が時々中にすーっと入っていかないことがあります」
といってられました。



はい、そういうこと、たまにありますよ。



私の経験上、何かためらったり、もじもじさそうかどうしようかと
迷っていたりすると、針が入っていかなかったりすることもあったんです。



彼女も言っていましたが、
「何か他のことを考えながらぷすっとやる」
のがいいそう。
こつというんでしょうか。



私は
「この針、先がとんがってないんじゃないんだろうか~?」
と思ったこともあります。



さて、彼女のウルトラサウンドの結果
左の卵巣に7個、右の卵巣に8個の卵胞が見えました!
大きさは一番大きいもので16mmでした。



いい成長ぶりなので、今夜はGonal Fを少量増やし
Menopurはなし、明朝Lupronは引き続き打ちます。
血液検査も受け、E2レベルを調べます。



全て順調であれば、4日後には採卵か?
とドクターは言ってられます。



明日またウルトラサウンドで検査です。
私の主人は私達が代理出産を決断したことを、自分の家族には話さなかった。



「どうして話さないの?」
「だって理解してくれないよ」
「私の体のこと説明したらわかってくれるんじゃないの」
私達が不妊で悩んでいることも気になってはいるのだろうが
あちらからは何も聞いてこない。
「いいよ、まだ成功するってわからないじゃないか」
「そうだけど・・・」



私の方は一応、母を説得でき協力体制を作ろうとしている。
母は不安をまだかかえているが、前に進んでいくうちに色々
解決していくしかないと思った。



主人の家族は日本にいる。
彼は「もう少し落ち着いたら話すよ」
といって、今は話したがらなかった。



彼は彼のお母さんとけんかをよくする。
お互いによくぶつかるのだ。
こんなに遠くに離れて暮らしているのに
たまにしかしない電話でけんかして切ってしまうのだ。
「なんでそんなにつっけんどんに話すのよ、
お母さんかわいそうだよ」
と私はよく言う。



今話して反対されるのも、実は怖かった。
色々な想像をすればするほど、前に進めなくなる。
彼の家族のことは彼に任せるしかなかった。



話は前後してしまったが、決断する前には
資金調達で頭を悩ませた。
代理出産と一言で言ってもお金がかかるのである。
体外受精だって私の卵子を使えば、1度で成功する
確率はとっても低いのである。



何の苦労もなしに赤ちゃんを授かる人もいれば
大金をはたいて全財産を崩し、こういった医療の
力を借りないと授からない人もいる。
神様は私達に不公平だと思った。



私達にそんな大金のキャッシュはなかった。
「ねえ、お金どうするの?」
「ラスベガスの家を売ればいい」
「は?」
「売ればお金になるんだよ」
「売るって・・売っちゃうの?」
テナントさんが入っているのだ。
そんな簡単に言うけど・・・。



この家は私達が結婚をしてから将来のためにと
ラスベガスに投資用に買ったものだった。
始めての投資で少ない貯金をはたいて
びびりながら、数年前に購入したものだった。
二人の思い出もある。
運良く価値が少し上がっていたので、
これを資金にあてようという主人の考えだった。



「テナントさん、追い出さないと売れないよね」
「彼らが買ってくれないかなー?」
「さあ?」
「聞いてみてよ」
ということで、いとも簡単に彼は「家を売る」などと
言うのである。
そして簡単に実行出来ると思っているのである。
「ちょっとー、そんな簡単に言うけどねー、テナントが
入っている最中は、家を売りに出したって見せることなんて
協力してくれないよ。」



次の日から私は、家を売るために現地の不動産屋さんと
家を管理してくれているマネジメント会社に、毎日のように
電話をかけた。
アメリカではこういった場合、なかなか事が前に進まない。
いらいらするのだ。新たな問題に頭を痛めた。
家を売るというのは大仕事なのである。
何人もの人を動かさなければならない。
なんでそんな大変なのかと言う彼が憎たらしくも思えた。
ストレスになっていた。



―続く―

卵子提供を受けたいと希望される依頼者の奥様が、鍼治療に興味があるということで、担当のドクターに許可を得て治療を開始された。これから、卵子提供者のサイクルが開始されるが、この奥様は受精卵をご自分の子宮に戻すので、受け入れ体勢を整えようということで始められた。



とっても気に入った鍼の先生を見つけられたということで、ハッピーなご様子だった。



漢方薬もその鍼の先生の指示のもと飲んでいらっしゃいましたが、彼女のEstrogenが開始されたと同時に辞めなさいという担当ドクターの指示がでてしまったそう。



鍼の先生いわく・・・・



1.漢方薬はホルモンのバランスを取り、
2.彼女が取る薬をより効き目を良くする効果もあり、
3.彼女が取る薬と同時にとっても害はない



とおっしゃたそう。



他の鍼の先生もおっしゃっていたが、不妊治療をしていらっしゃる先生は、鍼の治療を平行することはOKでも、漢方薬は薬が始まるとだめというところが多いとのこと。



じゃあ、漢方薬がだめなら食べ物で妊娠しやすい体作りをしよう!



ってことで今日お会いした鍼の先生に聞いたのは・・・



1.クコの実

2.黒ごま

3.山芋

4.クランベリー、ブルーべりー(生のものでなく煮て蜂蜜などを入れて食べる)



これらが、とってもよいそう!



何故よいか?



基本的に妊娠するには血液を増やすというのが重要だとのこと。



お茶でベストなのは鉄分のある杜仲茶。



今日から実践できる体作り!!



頑張りましょう。
アメリカでは同性愛者が「代理母」で子供をもうけるケースが急増中というニュースをみた。



ニューヨークに住む同性愛者のカップルが、ワシントン州の女性から卵子提供を受け、オハイオ州の女性の子宮に戻し、そしてロサンゼルスで出産が行われたという。



まさにアメリカ横断の代理出産



この距離を聞いただけでも、このカップルがどんなに子供を欲しかったのだろうという気持ちが伝わってくる。



「父親二人+子供」「母親二人+子供」という家族形態も珍しくなくなってきているとのことだ。



私が卵子提供の仕事を立ち上げるときに会った弁護士さんも同性愛者のカップルだった。彼のパートナーはお医者さんで、もう3人も卵子提供代理出産によって授かったお子さんがいらした。



オフィスにその家族写真が飾ってあったりして・・・。



そのときは、正直、やっぱり衝撃的だった。



子供になんて説明するんだろう・・と思ったものだ。



でものちに、「愛する人との子供が欲しい」という人間本来の気持ちなのだ!ということがわかってきた。



と、ニュースにもどりますが、



ここで心理学者のコメントがのっていたが、「同性カップルを親に持つ子供は、異性カップルを親にもつ子供と、同じくらい幸せを感じていることが調査で明らかになっている」とのこと。



私もそう思う。子供が一番必要なのは、親の愛情をたっぷりに感じて育つことだと思うのだ。



だからシングルマザー・ファザーのもとであろうが、代理出産卵子提供で産まれてきた子であろうが、養子として来た子であろうが、愛情あふれる家庭で育つことができればそれは子供にとって一番幸せなことではないだろうか。



自分の血が繋がっている自分で産んだわが子を殺したり、せっかんしたりする恐ろしい事件を聞く度に、子供にとっての「本当の幸せの意味」を考えさせられる。



さてさて、アメリカの代理出産についての現状だが、多くの州が法律を変更しているそうで色々なケースを受け入れようとしている動きがあるそうだ。その中でカリフォルニア州はどんなタイプのケース(異性愛者、同性愛者、独身の人達)にとっても一番受け入れられやすい州であるということ。他州では代理出産が許されていても、制限や条件などが厳しかったりするそうだ。
「Miracle Baby の日々の業務、今日こんなことありました等をブログに書いて~」というご要望にお答えして、卵子提供の依頼者のご夫婦や、卵子提供者との日々のやりとりや感じたことなど、載せていこうと思っています。



もちろん依頼者のご夫婦、卵子提供者の方は基本的に匿名ですから、個人を特定する書き方は致しません。



さてさて、現在、卵子提供者を選定する段階のご夫婦がいらっしゃるので、選定方法についてのコメントです。



「みなさん、どんなことを基準に選定するのでしょうか?」と卵子提供者の方から、よく聞かれます。



これは、全員一致する基準はありません。



何組もの依頼者の方の選定方法をみていたら、千差万別でした。



まず、血液型の一致。



これは日本という国が血液型というものにものすごい執着心があるので、これは日本に在住されているかたは必須と考えられているようです。



これは、子供の血液型を、夫婦間から生まれてくるべき血液型にしないと、あとでおかしい、ということになるってことなんです。当たり前のことですが。



でも、こちらに在住の日本人の奥様で外国人のだんな様というケースはちょっと違います。



最初は奥様は「どうしても血液型は合わせたい・・・」とのご希望。



だんな様は「自分の血液型さえ、今までずっとしらなかった」ので、



奥様が「気にする」ことを



「どうして?そんなこと」



と思ってしまうそう。



奥様のこだわりがどうしても理解が出来ないご様子です。



まわりのアメリカ人に「血液型は?」と聞いてもほとんどの人が「知らない」と言います。彼らの中では重要でないのです。



奥様のほうも最初は気にしているのですが、そのうち卵子提供者の方の写真やプロフィールなどを見ていくうちに、考えが変わってきたりします。他の条件のほうが、重要になってきたりするのです。で、最終的に全然血液型がマッチしない方を選んだケースがほとんどです。



あとは奥様が「背格好が私に似ている方」としてみてらっしゃるケースもありますが、これは選んだ段階で「全然似てない人」を選んだりしていますので、卵子提供者のプロフィールを見ていくうちにだんだんと考えが変わっていくのです。



家族の病歴など(これはほとんどの方がチェックしていますね)も挙げられます。結構祖父母が癌でなくなったというケースは多いです。



それと、印象が元気なかた、スポーツをしている方、または得意としている方



などなど。




私は一人一人に会ってインタビューしていますので、出来る限り、ご夫婦に印象を説明してさし挙げられるように努力しています。



卵子提供者がお子さんだった時の写真は結構喜ばれます。お子さんの顔を想像しやすいみたいですね。
卵子提供者が打つ薬


現在行っている卵子提供プログラムのケースで、
今日はドナーの方と一緒にドクターのオフィスへ行ってきました。
今日から薬開始です!
彼女はちょっぴりナーバスになっていたかな?
もちろん、今まで自分で注射を打ったこともないのですから最初怖いのは仕方ないです。
私も自分自身の体外受精で3サイクルやったので経験はありますが、最初はびびりました。



バースコントロールピルをしばらく飲んでいましたが、
この薬を開始する2日前から、飲むのをやめるようにドクターから
指示が出ていました。
そして今日からこの方が打つのはLupron,Menopur, Gonal-F
という3種類の薬です。



ホルモンの数値によってなのですが、この方は若干高めの数値が
でたのでこの3種類の薬を同時に始める方法をとるとのこと。
Lupronを先に何日か打って、その後残りの2種類を始めるケースが
ほとんどですが、人によります。



2種類の薬を混ぜる場合もありますので、2本になることも
ありますが彼女は3本です。



Lupronは毎朝打ちます。
今日はドクターがお手本という形でドナーの方に打ってくれました。
「何にも痛くない」との感想でした。
針はとても小さいものです。
写真の一番右の注射です。
卵巣の働きを抑えるものです。



Menopur, Gonal-F は毎晩打ちます。
夜7時くらいから12時の間だったら、何時でもよいとのこと。
ちなみに私は慣れてくると注射に対しての恐怖がなくなって
しまうのと同時に、いいのか悪いのかちょっと余裕などでてきて
しまって打つのを忘れてしまいそうになったので、時間を決めていました。
「夜10時 イコール 薬」という観念を頭に植え付けることをしていました。
なので、ドナーの方にもそうアドバイスはしています。
この薬は卵胞を大きく成長させるものです。



大きい注射針を薬と水を混ぜるのに使います。
針をみたときにはドナーの方は、「ひえー!」と思わず叫んでいましたが、
打つときには小さな針に変えます。
これで、「ほっ」としていました。
これもドクターがお手本を見せてくれましたが、「痛みはほとんどなし!」とのこと。
良かったです。



打つ場所はおへその脇辺りのぷよぷよの脂肪がある辺りです。
採血のイメージがあり注射というのは血管を探さなくてはいけないと
思う人がたくさんいるようですが、その必要はありません。



次は1週間後、またドクターのところにいって超音波で卵胞
いくつできているか見てみます。



そのときにどれくらいのスピードで卵胞が成熟しているかにより、
その後のだいたいの通院などのスケジュールもわかります。



どんなケースもここまで来ると依頼者のご夫婦も、
ドナーの方が無事に採卵までたどり着いてくれるよう、祈るばかりです。



さて、気になる副作用は・・・
Lupron は頭痛や気分が不安定になるなど。
Menopur, Gonal-F は胸が張った感じがする、卵巣が腫れる人もいます。
薬をどれだけ投与するかはドクターにより違います。



あまりひどい副作用が起きないようにドクターのところに定期的に通院して
モニターしていきます。
私の父は他界している。なので私の母はこのことを一人で受け止めることになる。

とまどうのはわかっている。身近にこういうことをした人もいないわけだから仕方たない。

母が同居している妹へ連絡をした。

いつも家族に重大なことを打ち明けるとき、どきどきする。


あー、この瞬間。思い出す。前回はそうそう、「この人と結婚します」って言うときたっだっけ。



「もうお母さんに言っておいたよ。なんだか大役をまかされて、大丈夫なのかって心配してる」と妹。

私達だけで決めてしまったことをなんと言うか。

「私から話すよ」

もう壁をぶち破るしかない。



「話は聞いていると思うけど・・。この前子宮の検査があって、私の子宮で子供を産むことのリスクを聞かされたんだ。」


「もう何年もたっているから大丈夫なんじゃないかと思っていたのにね。」


「先生に言われても大丈夫かもしれないと何度も思いたかった。だって自分で産みたいもん。でもリスクもあるんだよ。私はいつ子宮が裂けてしまうかというそんな爆弾を抱えて妊娠期間を過ごすなんて、精神的にどうにかなるかもしれない。どっちに決めていいか、自分の気持ちがいったり来たりだったんだよね」


「そうだね。それはやっぱり危険だね。」


「うちの彼は絶対わたしが自分で産むこと反対。もう私があんなに苦しんでいる姿みるのは地獄だからいやだって。ドクターは体外受精をしたうえで、代理出産という選択があるから、そうしたらどうかって言っているの。二人の卵子と精子を使うので遺伝子的には私達の子だって。」


「今の時代はすごいわね。そういうことはドクターはよくやっているの?」


「うん、不妊治療専門医だし、卵子提供とか代理出産の話はよくしていたよ。代理母の候補ならいるからとも言っていた。そんな話を打ち明けたら、あの子が私が産んであげるからって。」


「あの子はいとも簡単に私が産んであげようかと思って、なんて言い出して・・・。体も小さいんだし、仕事もしているし、二人の子供だって仕事から帰ってきて面倒見るのが精一杯なのに、どうやって・・・・・」


心配な気持ちはわかる。私も一緒だ。


「食事だってあんなんじゃね。食べたり食べなかったりむらがあるし、若いんじゃないんだから体しっかりさせないと妊娠なんて無理よ」


妹と同居している母が一家の食事は担当しているが、なかなか食べ方にむらがあるそうだ。


「出産まで無事たどりつけるかが心配よ。ましてや双子になってしまったらどうするのか・・・」


周りのサポート、家族全員のサポートが必要となる。その中でも母への負担はかなり大きい。


「お母さんはね、子供がいない二人の人生も自由があっていいじゃないとずっと思っていた。りこちゃんたちはそういう人生を歩んでいくのかと思っていた。こんな方法があるなんてことも夢にも思っていなかったしね。あの子がりこちゃんをどうしても助けたいっていうし、あななたち姉妹が、どうしてもしたいということをお母さんには止められない。」


「色々迷惑かけると思う」


「うまくいくといいね」


「うん。考えたら、これから長い道のりだよね。たとえうまく妊娠できたとしても体外受精の期間も入れたら、産まれるのは1年半後とかそんな感じかあ・・私の卵子で体外受精しても成功する確率はすごく低いんだって。」


「まずはどうするの?」


「あの子がこちらにきてドクターに診てもらうことからよ」


私の家族の賛成を得て、そのときから、私達の赤ちゃんに出会うまでの長い旅が始まった。これからぶち当たる多くの難関など誰が想像できただろうか。

―続く―

プロフィール

Miracle Baby

Author:Miracle Baby
サイトをご覧になってください。http://miraclebaby.us

アメリカ在住25年 ロサンゼルスで卵子提供、代理出産、精子提供などのサポートをしています。自分自身も不妊で悩み、代理出産という道を選択、女児を授かりました。「こんな私でもこんな難しいことが出来た」のです。

私の不妊治療ー代理出産体験談と、今の仕事を始めたきっかけをお話しています。 2月1日、8日と2週に分けお話しています。 ネット放送で聞くことが出来ます。



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