ロサンゼルスで不妊治療・卵子提供エージェンシーの体験記                        
                                              自分自身も不妊で悩み、代理出産という道を選択、女児を授かりました。    
卵子提供経験者、ともこのブログコーナーです。*

初めての採卵
「これに着替えて」とナースに白いガウンのようなものを
渡された。
たくさん点滴みたいな管や機械がならんでいるのをみると
これから手術を受けるようだ。
病気ではなく健康体でこういうところにいるのが
なんだか違和感を感じる。






ナースからいくつかの一般的な医療質問があった。
昨日は何時に夕食をとったかも聞かれた。
昨日の夕食からは食べても飲んでもいけなかった。
よく水をのむ私は注意をしていないと
飲んでしまいそうだった。
全身麻酔をするためである。






今日は運転ができない。
採卵の後には仕事や学校にはいけないのだ。
家でリラックスしていないといけない。
生理痛のようなものが2-3日はあると思うとのこと。
あとは出血も少しはあるかもしれないといわれた。






ベッドに横たわっていると麻酔科の先生がきた。
「ワインなどのお酒を飲むとすぐ眠くなりますか?」
と聞かれた。
ちょっと変わった質問。
麻酔を打つための体質チェックか?
身長、体重も聞かれた。






全身麻酔。
あっという間に寝てしまったようだ。






空白の時間…。
採卵中の事はいっさい覚えていない。






採卵方法は、ほそい注射器のような管で、わたしの卵巣へそれをさし
卵胞をひとつずつ、慎重にとりだしていくと聞いた。
時間は、約20分ほどで終了するらしい。






ナースが声をかけてきたようだ。
夢をみていたのか、現実なのかよくわからないまま
目を開けるとそこはリカバリールームだった。

(つづく)
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テーマ:不妊治療 - ジャンル:結婚・家庭生活

卵子提供経験者、ともこのブログコーナーです。*

いよいよ採卵の朝がきた。
外は、まだ暗い。
あさ、5時に自宅をでて、
車で卵子提供エージェントの
Sさんの家へと向かう。





この日、麻酔を打つ関係で、採卵後は、
車を運転してはいけないことになっている。
友達にも誰にも話していない卵子提供
誰にも送って欲しいと頼めなかった。






エージェントのSさんに話すしかなかったが
快く受け入れてくれた。





Sさんへの家へは、朝6時前に着いた。
彼女が運転する車で
採卵手術が行われる病院へと向かう。






病院のロビーは、結構広々としていた。
早いせいか誰も患者さんがいなかった。
受付で名前を聞かれ、サインをする。






「全てがうまくいきますように…」






Sさんに励まされながら、病院の廊下を歩く。






いつもと違う街並み。
いつもと違う人々。
いつもと違う環境。
いつもと違う気持ち。




体中がとても緊張してきた。
リラックス・・・リラックス・・・。

(つづく)

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extra-embryos.png

アメリカ国内だけでも、400,000以上の凍結受精卵が、
不妊クリニックで管理されているそうだ。
その数はつねに増加状態にある。





デューク大学が9つの不妊クリニックを対象に、
不妊治療を受けた1,000以上の
カップルにアンケートをとった。





内容は不妊治療を受けて、
自分たちの子供たちが生まれたあと、
残った凍結受精卵をどうしたいか。





現在ある凍結受精卵の選択方法としては、





1.毎年、保管料金を支払い保存してもらう。
2.処理(破棄)してもらう。
3.他の不妊カップルへ寄付する。
4.科学研究のために寄付する。






一番人気のある選択は、
研究のために寄付する、だが
残念ながらこの選択はあまり普及されていない。





アンケートに答えた、半分以上のカップルは、
自分たちの凍結受精卵を、他のカップルへ
寄付することへは躊躇している。





なぜなら、自分たちの遺伝を引き継いだ子供が、
見ず知らずの人に育てられるという考えや、
もし、自分たちの子供たちが知らないうちに、どこかで
自分たちの知らない兄弟にでくわすかもしれない、
という考えを好ましく思っていないからだ。






あるカップルが提案した内容は、
自分たちの凍結受精卵を処理(破棄)するときに
お祈りをしたり、小さなお葬式をする。





または、もし女性が確実に妊娠しないことがわかっていれば
その凍結卵を女性の体へ戻し(移植)し
自然に処理される(亡くなる)のを見守る
というのがあった。

(conceive 2009年7月/8月号より)





みなさんだったらどの選択をしますか?
私も自分の体外受精のときにはもう年齢もいっていたので
受精卵は3個、凍結もできず、だったので
このような選択は実際には起こりませんでした。
ただ、事前に選択をしておかなければならないので
やはり、無難な「研究にまわす」ように
選択をしていました。






凍結受精卵も立派なひとつひとつの命・・・
どなたかの助けになれば・・・と思います。
卵子提供経験者、ともこのブログコーナーです。*


ドナーになってから通院する日々か多くなってきた。
最初は、週一回。
それが、週二回。
もう数日で採卵らしく、このところはほぼ毎日だ。





シングルマザーで仕事をもっている身分の
わたしにとっては、
ちょっと大変な日々となった。





ホルモン投薬のせいか、
ちょっとお腹もはってきた感じ。
卵胞は左右の卵巣合わせて16個くらい
見えているそうだ。





そんななか、卵子提供エージェント経由で
依頼者カップルから
励ましのカードが届いた。





カードは英文。
「私たちのために
がんばってくれてありがとう。
あなたのことをいつも想っています。」
といった感じの内容。




嬉しい。





不思議だ。
前は、あかの他人だったカップルが、
今こうしてわたしのことを想っていてくれる。
彼らの心のこもったカードが
心の支えとなった。

(つづく)
妊娠したい。
でも、なかなか妊娠しない。
あせりと不安。





不妊からくるストレスだけでも、
精一杯なのに、
もし、自分の母親や、義母から、
「赤ちゃん、まだなの?」
「はやく、孫の顔がみたいわ。」
と、やいのやいのといわれたら、
みなさんは、どう思いますか?






自分たち夫婦と同様、
または、それ以上に、あなたの
子供を望む、母や義母。





プレッシャー!





アメリカの不妊雑誌、"conceive" には
親からくるプレッシャーの対応として、
いくつかの提案がされていました。





そのアドバイスのひとつに、





「時間をまたずに話す」というのがあります。
最初はそれなりに言い訳をしていても、
時間の経過とともに、その言い訳が心の負担に
なってきます。





義理の母が口うるさくなる前に、
あたたのご主人に、状況を説明してもらいましょう。
このとき、投げやりに対応するのではなく、
誠意をもって話すことが、
おたがいの理解を深めることになるといいます。






それから、「罪悪感をもったり、はずかしいと思わないこと」
も大切なことです。
私たち日本人は、つい、まわりの目を気にする習性があり、
相手の言葉に過敏になりやすい傾向があります。





そして、妊娠できないことを、自分のせいにしないことです。
あなた自身、孫の顔を自分の両親や義理父母に
みせてあげられないという
罪の意識を持っていませんか?





こういった罪悪感を断ち切り、
「孫を見せることは、義務ではない」
と思うことが心の安らぎにつながるでしょう。
先日オフィスで仕事をしていると、電話がなり
「今近くにいるんですけど、ベイビーをつれているので
寄ってもいいですか」と連絡。








卵子提供を受けたこのご夫婦。
1度で妊娠され、奥様は昨年末に出産。
でも生まれてくるときにベイビーが自分の最初の便を
飲んでしまい、のどにつまり呼吸ができなくなって
しまったとのこと。







それでベイビーはNICUに入ったまま数週間を過ごしたという。
本当に心配で、辛い日々だったよね。







でも経過は良好で、今は退院もでき健やかに育っています。
よかった、よかったーー。







で、赤ちゃん、めちゃくちゃかわいいです!
お見せできないのがほーんと、残念です。







卵子提供を決断するのにお金も時間もかかったけど、
この子の誕生、喜びは何ものにも変えられないわ。
本当に有難う!」






「おっかしいわよ、たまに人がみにきて、この子が私に似てるって
いうんだけど・・・」
なーんて彼女は明るくいってくれました。






私は日本にいらっしゃるご夫婦の赤ちゃんはなかなかお目にかかる
チャンスがないので、このように現地のご夫婦が
赤ちゃんを見せてくれると、とてもうれしいのであります。






苦悩を乗り越え、がんばってこられたご夫婦に拍手!
また一人でも多くの方に喜びを与えられるようにがんばります。

プロフィール

Miracle Baby

Author:Miracle Baby
サイトをご覧になってください。http://miraclebaby.us

アメリカ在住25年 ロサンゼルスで卵子提供、代理出産、精子提供などのサポートをしています。自分自身も不妊で悩み、代理出産という道を選択、女児を授かりました。「こんな私でもこんな難しいことが出来た」のです。

私の不妊治療ー代理出産体験談と、今の仕事を始めたきっかけをお話しています。 2月1日、8日と2週に分けお話しています。 ネット放送で聞くことが出来ます。



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