ロサンゼルスで不妊治療・卵子提供エージェンシーの体験記                        
                                              自分自身も不妊で悩み、代理出産という道を選択、女児を授かりました。    
卵子提供をしてくださるドナーの方を募集しています。
じつは早急に必要なのですが以下が条件です!




1.過去に卵子提供の経験があり、
2.依頼者の奥様が妊娠に至ったというレコードがあるかた



または
1.過去に妊娠出産の経験があるかた



他の条件は
1.32歳まで
2.スケジュール調整が可能な方
3.お車をお持ちで運転される方
4.遺伝子病を持ってられない方
5.不法薬物をとっていない方
6.おタバコを吸わない方
7. 自己注射に耐えられる方
などです。




詳しくはこちら
ご自分の卵子を提供したい方まで
Miracle Baby Webiste




ご連絡お待ちしています!
昨日、サイコセラピーの先生とお食事をした。




最近、卵子提供を受けたいというご夫婦と話すと、
「自分の子供に自分がどうやって生まれてきたのか
告知したい」
とおっしゃる方が増えているってことを言ってみた。




先生は
子供がそれを知ってショックを受けたり、傷ついたりするのは
一時的なもの
という。




もちろん、思春期に言うのはちょっと難しいかもしれない。
時期を選んでというのはたいせつなこと。




子供の性格にもよると言う。
性格がものすごく繊細で重く受け止める子もいるそうだ。
なのですべての子供にあてはまるわけではないらしい。




でも両親の大きな愛情を感じて今まで育ってきた子の
その一時的な感情は時間が経てばおさまるものだそうだ。




言ったことがその子供に大きな衝撃を与え、どうにかなってしまうのは
起因する何か他のことがあるからだということ。




自分に置き換えてみた。
今母親が「あなたは私とは血が繋がっていないのよ」
と急に打ち明けたとしよう。




ショックを受けるだろうか?
ショックと一言で言っても幅が広いが
まあびっくりすることは確かだ。




「なぜ卵子提供という方法を取ったのだろうか」
ということを知りたいと思うだろう。
そして
「私のルーツはどこなの?」
と聞くだろう。




今まで、私に言わなかった理由、言えなかった理由。
そこまで親の立場になって考えられるかわからない。
が、いろんな事情があってこうなったことは理解すると思う。




「私のルーツ」は探せないかもしれない。
もんもんとする気持ちもあるかもしれない。
何で今更言うのよ。
知りたくなかった。
という気持ちになるかもしれない。




でも
「お母さんは血が繋がっていなくても私をこんな立派に
育ててくれた」
という事実が何よりも私を支えてくれるような気がする。
先日インタビューをした卵子提供ドナーになりたいという
彼女のお話。
他でも登録をしているのだが、ミラクルベビーでも登録を
したいとのこと。
何社でかけもちしても登録だけであれば問題ない。
早くお話が来た会社にいくということだ。




とても清楚でチャーミングな女性だった。
会った印象もとてもよかった。




「どうしてミラクルベビーを選んでくださったのですか?」
「こちらではドナーのスクリーニング過程で心理鑑定
しているとウェブサイトに載っていたからなんです」
「他ではやらなかったのですか?」
「実はご夫婦から依頼を受けてことが進んでいったのですが
ドクターが4,5個の質問をしただけでそれらしきものが
終わってしまいました。」




特に専門家らしき人とは話をしなかったというのだ。
もちろんドクターがその分野についての勉強をされており
ライセンスも持っているということであれば
話は別である。




しかし、4−5個の質問で終わってしまったというのだから
それでその方の精神面や心理面が判断できるのだろうか?




「自分としては自分が変だとは思っていないのですが
ただ依頼者の方はきちんと専門家にみてもらったという証明みたいな
ものがあったほうが、安心するのではないだろうかと考えました。
きちんとこういったことがされず、このまま進んでしまう事に関して
’こんなんでいいのかな?’と思ったんです。
なので、心理鑑定があるという会社に登録したかったんです」
ドナーの彼女。




ミラクルベビーでは、卵子提供者心理鑑定はもちろん専門家で
ライセンスを持った先生にお願いしている。
もちろん直接会って話してもらっている。
1時間はかけており、電話だけでは行っていない。
レポートも作成して下さり、依頼者のご夫婦にお見せしている。




依頼者のご夫婦は卵子提供者が精神的に不安定な人だったり
することを恐れていないのか?
心理的にどう卵子提供を捉えているのか、ということを知りたくない
のだろうか?
そういったことをエージェントに質問されないのだろうか?
単純な疑問である。




専門家を雇えばそれだけ経費もかかる。
依頼者のご夫婦の負担ではあるが、そういうことは
きちんと説明をして差し上げればわかっていただけること
である。
こんなところで費用が安くなってうれしいだろうか。
昨日の続編です
*****



着替えて、尿検査。そして血液検査。
「どう?緊張してる?」
採卵に対しての緊張より、間に合わないことへの
あせりのほうが大きくてまだどきどきしています」




帰りは私がドライバーになり、彼女を家まで
送り届けるということで書類にサインを
させられる。
彼女の方は今日このあと、安静にしている
こと、食べ物は刺激物などはだめで
体に優しい食べ物をとるなど説明を受けた。
薬は抗生物質を明日から2−3日飲むようにとのこと。
今日は点滴で受けているので、は飲む必要はないとの
こと。




麻酔科の先生が来て、自己紹介。
全身麻酔をかけられる。
私も自分の体外受精のとき、採卵の際に
麻酔をかけられたが、ごくごく軽いもので
すぐ目もさめた。



あっという間に、彼女は眠ってしまった。
そして、カラカラとベットが採卵室へと
引かれていった。



いつもこの瞬間、彼女たちを採卵室へ送り出すときに
なんか胸がきゅんとなる。



今まで彼女たちが育ててきた大事なものを
体内から取り出し、今日こそが依頼者のご夫婦へ
本当の意味で”提供する”日なのだ。
ひとつひとつのケースみんな違うのだが
この瞬間に思うことはいつも同じだ。
そして、彼女が卵子提供者として選定されてから
今までのことが思い出される。




このケースもここまでこれてよかった。
エージェントとして、ここまで来させるのが仕事といえば
そうなのだが、やはりドクター、提供者、依頼者、
エージェンシーすべての人が力をあわせて、
このプロセスに臨むのだ。




「元気な卵がいっぱいとれますように〜」
依頼者のご夫婦のためにもお祈りする。



依頼者のご主人の精子は数ヶ月前の
渡米の際に採取し、保存してある。
彼女の卵子が取れるのをまっていて
それからその精子と受精させる。
今回はいい受精卵を作り凍結しておく
試みだ。



大きな待合室へ戻り、彼女の帰りを待つ。



30分とたたずにドクターが出てきた。
「どうでしたか〜?」
「全部で13個の卵子が取れたよ。大きい卵胞2個は
中身(卵子)がなく空だった。でも卵子が入っている数が
13だったのでまずまずの結果だね」
「良かったです」
「明日、どのように精子と受精されたか
確認します」
「彼女もどってきていますか?」
「もとっていますよ、行ってあげなさい」




彼女はまだうつらうつらしていた。
ナースが少しずつ起こそうとしている。



だんだんと目が覚めてくる。
採卵終わりましたよ〜、大丈夫ですか?」
「はい・・・」
「13個の卵子が取れましたって、ドクター
から報告がありました。痛みはどうですか?」
「今はあまり感じません」
「気分はどう?」
「大丈夫です・・・」
「これ、依頼者の方からお手紙預かってきました。」
「わー、あと読まさせて頂きます」



気分がいいようで、自分で起きられたら
帰る用意してもいいとナースが言う。
ナースに着替えを手伝ってもらい
車椅子へ乗る。
彼女が乗せられる場所まで、車を
出しておくように言われる。



彼女を車にのせ、彼女の家へ向かう。
採卵終わって今の心境は?」
「最後があっけなかったです」
今日が採卵かーと感情に浸る時間もなく、
ただただあせりばかりが先走っていたという。
かえって要らぬ心配をしなくてよかったのかも
知れない。



彼女を送り届け私も家路へ。
今日のミラクルベビーはちょっとした
ハプニングでどうなることか思ったが、
結果オーライ!の一日だった。
昨日の続編です。
*****

なんと卵子提供者の住んでいる地域が山火事なのだ!!!
真っ赤に燃える炎がショッキングだった。
「う、うそでしょ???」
これに巻き込まれていたらど〜〜うしよう。



火事と彼女の住んでいるところが
どれくらい近いのかわからないのだが
電話に出られないのも非難している最中かもしれない。
と思ったら、急にあせりだした。




受付のおねえさんに、「あなたの患者さん、まだこないわねー」
と言われたので
「彼女の住んでいる地域が山火事みたいで、遅れているので
いやな予感がしてるんです。電話にメッセージ残しても
電話かかってこないし・・・。」



その時点ですでに12時になっていた。



というときにドクターが「Hi!]とやってきた。
「彼女まだ来ていないんです!今テレビで山火事をみて
心配になっているんですけど。」
採卵は12時半だけどまだ時間があるから大丈夫だよ」
「で、でも彼女電話もかけてこないので、何か起こってたら
どうしようと思って」
ドクターはどうしてどーんと構えていられるのだろうか?




2回もメッセージを残したが連絡なし。
ま、ま、ま・さ・か、採卵はすっぽかさないよね?
彼女がそんなことをするはずがないと思いながらも
余計なことを考えてしまう私。



12時15分。
彼女の採卵に関与する病院のスタッフが
みんな集まってきてしまった。
「まだなの〜?」
「すみませんっ!」



何か絶対起こった、と確信したときに
エレベーターが「ポーン」と音を鳴らして
誰かがおりてきた。




「きたあ!」
彼女を見てこんなにうれしかったことはない。



あせった顔で
「すみませーん!」
「どうしたの〜?心配したわよ」
「タクシーの支払に手間取って、車も一時停止できなくて
ぐるぐるこの当たりまわってたんです」
「携帯も出ないからどうしたのかと思って」
「急に電話がサービスが入らない地域に入ってしまって・・・
電話もできませんでした。」
ハプニングが続くものだ。



おかしなことに私が心配していた山火事など、彼女は知らなかった。
よっぽど遠いところだったのだろう。
私の取り越し苦労の話をする間もなく、
書類のサインもぱっぱと済ませなくてはならず
すぐに奥の部屋へと呼ばれた。

プロフィール

Miracle Baby

Author:Miracle Baby
サイトをご覧になってください。http://miraclebaby.us

アメリカ在住16年 ロサンゼルスで卵子提供のエージェンシーをしています。自分自身も不妊で悩み、代理出産という道を選択、女児を授かりました。「こんな私でもこんな難しいことが出来た」のです。

私の不妊治療ー代理出産体験談と、今の仕事を始めたきっかけをお話しています。 2月1日、8日と2週に分けお話しています。 ネット放送で聞くことが出来ます。

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